独身女性の老後にかかるお金ってどれくらい必要なの?

老後

女性の社会進出に伴い、経済的にも自立をして未婚のまま人生を送っている女性は多いでしょう。結婚をしない理由はさまざまですが、配偶者がない、いわゆる「おひとりさま」の場合、老後にかかるお金はどのくらい必要なのでしょうか?女性が1人でも、ちゃんと生活できるための年金、税金、保険などの老後資金について、ご紹介しましょう。

老後を考える上で大切なこと

老後の生活スタイルは人それぞれ違う

独身女性、老後にかかるお金などと、インターネットで検索をかけてみると、さまざなサイトを見つけることが出来ます。ファイナンシャルプランナーがアドバイスをしてくれたり、シュミレーションの例があったりなどしますが、これはあくまでも平均的な数字だと思いましょう。生活スタイルは、人それぞれです。必ずしも、この数字があなたの生活スタイルに合致するとは限りません。

自分が、どういう老後を過ごしたいかで、お金の計算は変わってくるのです。

独身女性の平均寿命は89歳

一般的に女性は男性よりも長生きする傾向にあります。仮に60歳までしっかり働いたとしても、まだ30年近くもあります。その間、パートなどで仕事をして収入がない限り、今ままで貯めてきた貯金と年金で生活をしなければいけません。

歳を取れば、病気にかかることもありますから医療費もかかるでしょう。年金もある程度の計算はできますが、年金だけでは生活は苦しいでしょう。

老後資金の必要額をシュミレーションしてみる

総務省家計調査(平成27年度)によると、60歳以上で仕事を持たずに一人暮らしをしている人の生活費はひと月平均15万6374円かかると言われています。およそ16万円です。

仮に女性の平均寿命まで生きると想定すると、60歳から約29年の生活費を確保する必要があります。計算すると、15万6000円×12ヶ月×29年で5428万8000円です。およそ5400万円になります。

しかし、前述したように、このお金の計算は平均的数値です。一人なんだからゆとりのある暮らしをしたいという場合には、この計算から更に上乗せをしなければいけません。

ゆとりのある暮らしとは

ゆとりのある老後の暮らしとは、必要最低限の生活費に旅行・レジャーや服、趣味などの事です。結婚をしていないわけですから、配偶者も当然子どももいません。そのため、全て自分自身のためだけにお金を使うことが出来るわけですから、今まで頑張ってきた分、旅行やレジャー、お友達とのお食事などに、お金を使いたくなるものです。ゆとりある暮らしを望むのであれば、一般的な生活に5万円加えた金額になります。もちろん、このゆとりある老後の生活も人によって考えがさまざまなので、ここでは平均的な数値を出しておきます。

つまりゆとりある老後生活には、(15万6000円+5万円)×12ヶ月×29年で7168万8000円となります。約7200万円必要となるわけです。

この「ゆとり」とは、一般的な生活の全てを豪華にするわけではありません。例えば、たまにはいいお肉を食べたい。たまにはおしゃれしてお出かけしたい。たまには旅行に出かけたいという、普通の欲望です。毎日毎日、かつかつの生活ではストレスが溜まってしまいます。というわけで、やはり老後資金は、約7200万えん必要だということになります。

独身女性がもらえる年金

年金には、国民年金と厚生年金の2種類あり、それ以外に加入者のみが受給できる「企業年金」などもございます。それぞれの違いはなんでしょうか。これからはほとんど年金はもらえないというニュースをよく聞きますが、老後は年金は大切な収入になるため、他人事と考えていてはいけません。今のうちに、しっかりと勉強しておきましょう。

・国民年金

20歳~60歳までの国民全員が加入しなければいけない国の年金制度です。国民年金の保険料は定額で、年ごとで決まります。毎年少しずつ上がっていますが、2018年は1万6千490円となっています。
加入期間(40年)が満期になれば、満額受け取ることが出来ますが、支払いが出来ていないと、受け取る額が少しずつ減っていきます。

◆国民年金を増やしたい人は、、、
国民年金は厚生年金にくらべて、将来受給できる年金額が低額です。厚生年金は掛け金を国で半分負担してくれている恩恵もあり多いのです。
そこで活用したいのが国民年金にしかない制度である「国民年金基金」です。これは加入はご自身にて「国民年金基金」へ連絡してパンフレットを貰い、決められたパターンの中から好きな金額で加入できます。少額でも入れるのでおすすめです!気になる方は、早い方が良いのでご確認してみても良いでしょう。

国民年金基金連合会 公式HP
・厚生年金

国民年金に上乗せされる年金です。厚生年金の対象とされるのが、会社に勤めている会社員になります。保険料は雇用主と加入者が半分ずつ負担します。厚生年金は、加入期間の長さや支払った保険料の金額によって決まるため、将来、安定した年金を受け取ることができます。

・企業年金(厚生年金基金)

独身女性に限らず国民のほとんどが忘れている年金「企業年金(厚生年金基金)」の存在です。企業年金とは大きく「厚生年金基金」「確定給付企業年金」「企業型確定拠出年金」にわけらます。「確定給付企業年金」「企業型確定拠出年金」に関しては比較的新しい制度のため、企業から正社員さんに詳しい説明がされており忘れることはないと思いますので、ここでは、一番わすれやすい「厚生年金基金」について説明いたします。

会社員で勤めていた場合、必ず厚生年金に皆さまご加入しますよね?その厚生年金だけでは従業員の皆さまが将来もらえる年金が少ないのではないか、、、という会社や組合の善意によって生まれた団体が「基金」です。基金へ加入した会社は、その会社の意思によって毎月従業員のお給与から差し引く厚生年金の一部を「基金」へ納め、それを基金自体で運用し、将来もらえる厚生年金を増やそうという意図があります。

しかしです!そんな厚生年金基金も、古い時代から存在しているため、管理がどこの団体も今ほど信頼できるPCシステムなどなく、手書きや紙媒体で管理していたりしたため、とくに女性の方などは寿退社などで苗字が代わり当時勤めていた基金に氏名変更もせず住所も引っ越しして、、、受給年齢の65才になるころには、自分が厚生年金基金に加入していたことも忘れ、そのまま年金は闇の中に、、、。なんてことはザラにございます。もちろん基金が悪いわけではありません。基金はちゃんとお知らせハガキなど送りたいのですが、結婚で苗字も代わり、引っ越しもしてしまった人物の送り先住所なんてわかるわけないので、お知らせハガキも送れない状態にあるのです。つまり若い頃にご自分の加入している年金をしっかり把握していないと将来痛い目に遭うことだけは覚えておこいましょう。。

なにはとおあれ、その後の基金はバブル崩壊と共にたくさんの基金が解散してしまいました。それによって一度基金に預けられた年金は国の厚生年金に戻され、厚生年金を通常にもらうのと同じになった企業がたくさんあります

ここで誤解してはいけないのが、決して損はしていないということ!そもそも厚生年金だけの状態に戻ったということですから。「基金解散によって自分が給与から引かれていた掛け金が無くなった!」と誤解してる人がたくさんいるのですが、それは大きな間違いです。解散した基金はちゃんと国へ移換され、通常の厚生年金としてもらうようになります。

ただし、いまだに解散していないで運用している基金もたくさんあります。ご自分が加入してたのに、誰からも知らされずいると大きく損をしてることになるので、国から届く「年金定期便」というモノを見てみて、正社員で働いている期間の箇所に「厚生年金基金」の加入期間が記されていれば、将来、厚生年金以外に基金加入分も受給できます!国は加入していたことを年金定期便でしか表示しません。わざわざ一人一人に「あなた基金の加入ありますよ!」なんて知らせてくれないので、ご自分でしっかりと「年金定期便」を確認しましょう!

企業年金の加入を調べるには?
  • 企業年金のお問い合わせは当時勤めていた会社に直接聞くのが一番良いですが、倒産したりしてまって存在しない場合は、まずは国の「日本年金機構」へ連絡しましょう。
  • 基金の加入記録があるが、10年未満で退職されてしまった場合、基金へ徴収されていた年金が「企業年金連合会」へ移換されてる可能性もあるので連絡してみるのも良いかと思います。

独身女性にかかる税金

男性、女性に関わらず、独身のほうが、所得税や住民税が高くなります。その理由は既婚者で扶養があると、税額控除があります。この税額控除により、収入から引くことのできる金額が大きくなって、税金の計算に有利になります。

結婚をすると、さまざまな控除を受けることができます。しかし、家族がいれば、生活費が増え、子どもがいれば、養育費が更にかかります。所得税や住民税が高くなっても、別の場所からお金が差し引かれていくのであれば、やはり家族をもっているほうが金銭的余裕はあまりないでしょう。

独身女性の保険

独身女性は当然配偶者がいません。そのため、自分自身の備えについてしっかりと考える必要があります。既婚者の場合は、残された家族のことを考えて死亡の時の保障を大きくする傾向にありますが、独身女性の場合は生存時の補償を充実させなければいけません。

また独身女性が保険を選ぶ時のポイントは、さまざまあります。年齢によっても変わってきますが、年齢が高くなるにつれて、保険料も高くなるので、加入するときは、自分にとって何がベストなのか、しっかりと把握しておく必要があります。

・医療保障には入っておくとよい

日本の国民は、原則的に「健康保険」に加入しなければいけません。基本、医療費の自己負担は3割です。

また健康保険には、「高額療養費」という給付があります。これはとてもありがたいもので、1ヶ月に負担する医療費の上限が決まっています。しかし病気になって入院などすると、保険が効かない費用もでてきます。

比較的金額の安い大部屋に入りたくても、満室で仕方なく個室や2人部屋になってしまうと、ベッド代が必要です。本人の意志とは関係なくこの差額の費用は全額自己負担になります。また入院している間は、短い日数であれば、有給扱いが可能ですが、長引いてしまうと有給を使い果たしてしまい、収入がなくなってしまいます。

医療保険は入院日数において入院給付金が支払われるほか、お給料のサポートもしてくれるものもあります。
入院となれば、心身ともに心細くなるものです。特に独身であれば、不安も更におおきくなることでしょう。たくさん貯蓄があっても、万が一のことを考えて、やはり独身女性は医療保険に加入しておくことをおすすめします。

・女性ならではの病気に対応する医療保険

医療保険には、「女性特約」や「女性用医療保険」というものがあります。女性特有の病気を保障するものです。

医療保険のほとんどが、全ての病気が対象となっているため、わざわざ、女性特約をつける必要はないと考える人もいますが、女性特有の病気は、一般の病気よりも、かかりやすいのが事実です。そのため、女性医療保険や女性特約を付けること保険と一般的な医療保険を比べてもさほど値段は変わりませんし、医療保険に女性特約を付けても、数百円ほど金額が変わるだけなので、女性特有の病気もしっかりと保障してくれる医療保険を選びましょう。

・死亡保障はいらない

死亡した際におりる保険ですが、独身者の場合、自分の親や扶養している人がいなければ、死亡保障は必要ありません。お葬式代分だけ残しておけばいいのです。

・生命保険でおすすめなのは貯蓄型

独身女性は、死亡保障はほとんどの場合必要ありませんが、貯蓄型の生命保険、いわゆる終身保険であれば、加入しても良いでしょう。月々、決まった金額を60歳までに支払います。掛け捨てではない貯蓄型なので、老後に資金が必要になったときに解約すれば、資産を増やすことが出来ます。最近は銀行の定期預金も率が悪いため、貯金をするという感覚で終身保険に加入しておくと、老後の不安が少し解消されるのではないでしょうか。

しっかりと貯蓄をしておく

女性に限らず男性でも、独身者を守ってくれるのは、自分自身です。独身で一生を過ごすためには、経済力が必要です。そのためにも、働いているうちは、コツコツと貯金をする癖をつけましょう。または、大損しない程度に投資などをして、資金を運用するのもよいでしょう。

まとめ

いかがでしたか?

独身女性が老後にかかるお金がいくらか想像できたでしょうか?いきなり〇千万と言われても、あまりピンとこないかもしれませんが、簡単に言えば、ゆとりのある生活を望むのであれば、一軒家やマンションを購入する以上にお金がかかります。また歳を取ると、病気になるリスクも高くなるので、保険料が安いうち(若いうち)にしっかりとした医療保険にはいっておくことも大切です。

独身で一生を過ごすと決めた時点で、自分のライフプランをしっかりと見極めましょう。

JASMINE YUKA

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趣味は美容系でとくに最近はハマってるかもです。記事は自身の経験から健康や女性の生活についてがメインです!私自身が不妊治療などの経験から同じ体の悩み、女性の悩...

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